宿探し

土日であってもなかなかに休めない日々がずっと続いている。
おかげですっかりと曜日や日にちの感覚が麻痺しつつあるのだけど、ぼやぼやとしているうちに5月ももう終わりが見えてきている。
来月の下旬に数日の休みをとって旅行に出る予定なので、そろそろ宿だけでもおさえておかないといけないのだけど、これがさっぱりと進まないのは忙しさにかまけているせいだけではない。

前半の二日に関してはいつもの常宿を早々に抑えたのけど、後半の数日がちっとも進捗しない。
地図を前にしてあーうー唸りながら宿を予約してはキャンセルしての繰り返し。いくらネットで簡単に予約ができるからといって、これではどうにもモラル違反でもある。やはり、ちゃんと考えてから予約をいれなければならない。
と考えると、余計に宿選びに悩むのである。

泊まることが目的ではない。
書を携えて、何ら目的もなく、ただ無為に時間を過ごす。これこそが究極の目的であり、その先に心地よい憩いの場として宿がなければならない。なので、基本的には静かに過ごすことができれば何処でもいいのだけど、そこは小人の哀しい性で、どうにもありきたりな宿では食傷気味に思えてしまう。
なんて罰当たりなんだろう。
年に一度の贅沢なんだから、わがまま言わせろやぁという魂胆が心底にあるんだろうなぁ。
まったく、その卑しさには驚くばかりだわ。

さて、安住の宿はいつみつかることやら。