オアシスを探して

ちょっと思い出したこと。

子供の頃。
自販機というものがまだ少ない土地に住んでいた。
今みたいにそこらじゅうにあるのではなく、あっても店舗や工場、企業の近くに固まって設置されていた。
ま、お金も持っていないからそうそう利用することもなく、余計にその場所は把握していなかった。

しかし、夏の暑さが厳しい折、近くに知り合いの家もなく公園もなく、水分の補給がまったく出来ないと切羽詰まった際には、友達数人で1本のジュースを回し飲みするなんてことがあり、そのときには全員の記憶を総動員して自販機探しに出たものだった。
今思えば、自販機を探して駆け巡るってどれだけ田舎だなんて思うのだけど、昔はそれが当たり前。
で、こういう時に限って見つからないもので、いよいよもってプチパニックに突入するんだな。
それでもめげずにひたすらに自販機を探しに回る。いつしか、走る体力もなくゾンビのようによたよたと重い足を引きずるばかりで。。。さっさと家に帰ればいいだけなのに、子供ってバカなんだよなぁ。

「あ!あれ、あれ!」

ようやくに見つけた四角い物体。
さながら、砂漠でオアシスを前にした旅人の如く、最後の力を振り絞って駆け寄るガキんちょ達。
これで、焼きつくような喉の渇きから解放される、と思ったその刹那。
 
 
 
「んじゃぁぁぁぁ! 精米機やんけぇっ!!!!」
 
 
 
いやぁもう、怒ったの、嘆いたの、叫んだの、悲しんだの。
きっと、みんな泣いていたに違いない。

なぜか、自動精米機と自販機が同じぐらいあったのよねぇ、あの頃って。
ふと、思い出してしまったな。

中年

父の松田優作がいくら名優だったとはいえ、彼が亡くなったのは1989年。彼の現役のことを知っているのは中高年だけだ。若い層が知らないのは当たり前だ

うっわー。傷つくなー、傷つくなー。
中年と言われたよー、中年って。

ま、そうですけどね。

やだね。時の流れって。

席を譲られて怒ってしまうお爺ちゃんの気持ちがちょっとわかったかも。

住民投票

反対派の圧勝かと思ったけど、意外なほどに接戦だったことにびっくりした。
しかし、予想通りに「反対」に決定。まぁ、落ち着くところに落ち着いたということか。
リベラルな北部とコンサバな南部という図式の中で、どうしても橋本さんは南部で人気がない。
今日も投票場で「反対に決まってる」「橋本なんか嫌いや」と口々に言っている老人の多いこと。もうヨボヨボで歩くのままならないお婆ちゃんまで悪口をついていたのには驚いた。

でも、蓋を開けてみるとその差はほぼ僅差であり、また7割近い人間が行動に移したという現実は重い。
維新を除く殆どの党が反対に回ったわけだけど、彼らの支持基盤も一枚岩ではなかったということだ。
仕組みを変えてでも現状を改善してほしいという声が半数もあったわけで、その声に今後応えられなかった場合にはどうなるのか、きっと、そのことを思い知らされたに違いない。

投票の結果は下った。
しかし、橋本さんが起こした波紋はこれから意味を持つ。
そういう意味ではこれが始まりの一つであってほしいものだ。

生爪

いつかやるとは思っていたけど。。。とうとうやってしまった。
足の指の爪を剥いでしまった。

クローゼットの扉を開ける際に手前に扉が動くので今まで何度ともなく足の指をよくぶつけていたのだけど、たまたまスリッパに当たったり靴下を履いていて事なきを得ていた。しかし、悪運もここに尽きたようでとうとう生爪をやってしまった。

不思議とやった瞬間は見ていなくても「あ、やったか」と分かるもので、たたらを踏んで視線を落とすとやはりそこには血の気が引いてやけに白くなった爪が見えていた。
血がドバドバと出てきたのでとりあえずティッシュで拭ったものの、ふわふわと浮いた爪はくっつく気配はなし。
さすがに爪を剥いだ経験はないので、処置に困ってしまった。
土曜日の夜ではもう病院も開いてないもんなぁ。

とりあえず、日曜でもやっている病院をネットで確認してから、この一晩の処置をどうするものかと考えてみた。
それもネットで調べてみたのだけど”病院行け”という意見が多く、あまり頼りにならない。
そこで、ふと思い出したのが、VISAカードにあった「ドクターコール24」というサービス。24時間電話で医療相談ができるというもの。無論、無料。これは使わない手はない。セカンドオピニオンとやらの御託宣を得ようじゃないか。

曰く、流水で血を洗い流してからガーゼでくるんでおけ、と。
いやぁ、ガーゼなんて洒落たものうちには無いんですよ、あるのは絆創膏ぐらいで、と申し上げると、それでもいいと。
うーん、あまり大したご意見は頂けなかったけども、それでも誰かの声を聞いて処置するというのは精神的にはいい。少し安心するものだ。

さっそくに絆創膏を探してガサゴソやっていると、なんと未使用のガーゼが出てくるではないか。さらにガーゼをとめるテープまで。
一体、こんなものいつ用意したんだ?全く記憶がないだけにびっくりしたのだけど、渡りに舟とはこのこと。言われた通りの処置をすることができた。
ひょっとして、君たち出番を待っていた?

明日は散髪に行かなきゃならないし、投票にも行かなければいけない。
しかし、その予定が一気に狂ってしまった。
ま、自分の不注意とはいえ、なんだかなぁ。

それにしても、生爪剥ぐって結構な仕打ちだけど、不思議と痛みが薄い。
もちろん、剥いだ瞬間は鳥肌が立つような痛みに絶句してしまったのだけど、それからはあまり痛みがない。
ひょっとしたら、今は脳内麻薬のおかげで鎮痛作用が出ているだけなのだろうか。もし、そうだと夜中が怖いなあ。
昔、事故で前歯を飛ばした時も痛みがなかったけど、あれに近いのかも。ま、あの時は「おい、歯がないじゃないか!」と言われるまで気がつかなかったのだけど。
お酒を飲んでいなかったことも不幸中の幸いかも。

さて、何事もなく治ってくれればいいのだけど。。。

って、なんだかジンジン痛くなってきたぞ。
いててて。。。

普通のおじさんに戻ります

うちの会社は6月末決算なので、7月から新年度となる。
つまり会社の暦でいうと今年もあと1月ちょっと。
その1月ちょっとが過ぎると。

フツーのおっさんに戻れるのだ!
フーッ!

春になると毎年のように辞める辞めないと進退伺を出していたけど、今年は役員の半分の了承を先にとりつけるという根回しをして直属の上司に臨んでみた。
結果は見事に玉砕で、結果的にはまたもや下駄を預けることにはなったのだけど、怪我の功名というべきか「あいつは一回ラインから外そう」という上層部の裁決を勝ち取ることができて、10年ぶりに肩書きから”長”がとれることに。
あー、長かったこの10年。

とはいえ、本当に何もない平というわけではなくなんだか怪しい肩書きをもらってしまい、上司曰く「公官庁ならこういう役職はあるそうだ」ということなのだけど、うちは普通の一般企業でしてこんなの。。。踊る大捜査線で出てきたかなぁ、ま、よく意味のわからないポストに祭り上げられてしまった。

「肩書きなんて飾りよ。実質は何も変わらん」という上司の一言が非常に怖いのだけど、ここで一度人生の踊り場を得られたのはとてもありがたい。ああ、本当に厄が明けてくるよ!と実感してしまった。
色々と余計な重荷を背負わせてしまう部下たちには申し訳ないけど、会社の役職なんて所詮は持ち回り。ぐるぐると、みんなで負担すればきっと前に。。。進むといいなぁ。

役員なんぞになってしまった日にはとんでもないことだと、戦々恐々としていただけにこの夏に訪れるささやかな平安の日々を糧にして今の地獄を乗り切ろう。
なんせ、今日もまた失注の報告が2つもあったわけで、最終売上はFixしちゃったのに、本当どーしよ。
困った、困った。。。

The ボンカレー

普通のボンカレーに対して約3倍の価格となるボンカレーのフラグシップモデル!
発売のニュースを聞いてから気になってしょうがなかったのだけど、ようやく近所でも手に入るようになったので早速にお試ししてみた。

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まず、見た目が明らかに違う。
ゴロゴロと大きなジャガイモと人参、そして牛肉が存在感を十分にアピールしている。
そして、ルーは粘性が高く、量も少し少ない。
普段よりも少なめのご飯で臨むのがいいだろう。

食べてまず感じるのはスパイスの濃厚な香り。
思った以上にスパイシーだ。食べて数口で汗が吹き出てくる。
とはいえ、それほど辛くはないので、辛いのが苦手な人でも問題ないレベルにはなっている。
ヒーヒーいうような辛さではなくピリッと刺激になる辛味が心地いい。

次にルーの味わいとしてはこれまた思った以上に淡白。
普通のボンカレーのようにルーで勝負という感じではない。どちからというと欧風カレーのように控えめな印象を受ける。
しかし、美味い。この美味さの秘密はどこに。。。ともぐもぐしていると、舌の上でふと正解が弾けだす。
具だ。具が非常に美味いのだ。
ジャガイモと人参が実にカレーの美味さを蓄えきっている。
ルーは脇役で、この具達が主役といってもいいのではないだろうか。

となると。
このTheボンカレーの美味さは何かというと、「一晩置いたカレーの美味さ」に他ならない。
一晩置くことでじっくりと具にルーの美味さが染み渡る。その美味さを頂く、あの喜びがここにはある。
これはある意味レトルトカレー界においては特異な存在ではないだろうか。
日本で独自に発達を遂げたカレーの究極の進化系の一つとも言える。

ただ。
高い。
やっぱり、高いのだ。
なんたって、税抜きで¥500。
今やPBなら¥60程度でも売っているさなかでの¥500はかなり高く感じる。
手間やコストを考えるとこれでも安いのかもしれないけど、この値段が仇にならないかなぁとちょっと心配。
個人的には¥350ぐらいなら即決で箱買いするんだけどな。
商品としては短命に終わりそうな気もするので、市場の動向を見極めて入手することを考えておかないと。

スープカレーやシャバシャバ系カレーが好みの人にはお勧めできないけど、煮込み系のどろっとしたカレーが好きな人には一度はお勧めしたいものだ。
まさに、”ボン”カレーだ。

住民投票騒動

今、大阪市内は騒々しい。例の大阪都構想への住民投票に関する綱引きがあちこちで行われているからだ。
とにかく朝から晩まで各陣営の車が市内を駆け巡っては「賛成を!」「反対を!」と叫びまくっている。
人目の多いところでは、大阪外の全国各地から支持者を連れてきては応援演説まで行っている。
家にいたところで、彼らが近づくたびにこちらはレコーダの再生を一時停止させて通り過ぎるまで押し黙るしかなく、それを日に何度ともされれば不快なことこの上ない。
まったく、喧しいったらありゃしない。

今回の騒動で気持ち悪いのはとにかく「賛成」「反対」の声しか聞こえないことで、多少突っ込んだ意見が見えるかと思えば「判断を誤るとあなたの未来はとんでもなく不幸になります」という霊感商法に近い”忠告”しか見当たらない。
よく分からない数字と理屈を並べて「不幸になりたくなければ、賛成/反対してね」と言えば、誰だって同調圧力に負けて”みんな”と同じ判断にするに決まっている。
偉い人には分からないのだろうけど、一般市民にそんな理屈が理解できる訳がない。
理解できない人間に理解を強要させて、最後には”選んだのは市民だ”と責任をおしつける気が見え見えなのが気に食わない。
いや、これはすでに選挙のたびに繰り返された光景か。

それから、どっかの大学の先生や学者さんたちが声明を出したり、現役の為政者がblogで持論を開陳するなど、外野でも盛り上がっている人たちがいるけど、これはどうにも代理戦争に見えないこともなくて、これまた不気味。
当地の大阪も含めて世間一般的には関心が薄いテーマだけど、その裏側ではこれまでにないぐらいのプロパガンダが繰り広げられているように感じる。というか、日に日にあからさまになっているような。。。

多分、反対という結果に落ち着くんじゃないかなぁと思う。
”橋下なんか嫌い”という、ただそれだけの個々人の主観的な印象で。
そういう結果を歴史はどう評価するんだろ。それはそれで興味深く思う。

さて、週末までに結論を決めておかないとな。

レンタルDVD

前から興味のあった宅配型のレンタルDVDサービス。
GWのお休みも取れる見通しが立ったので休み前に手続きをして利用してみることにした。

今回利用したのはDMMの月額レンタルサービス。
別にTSUTAYAでもなんでもよかったのだけど、1ヶ月無料お試しという案内をみかけたのでロハであれば多少の不便さがあっても目を瞑れると、ただそれだけを考えて選んでみた。
プランとしては、一度に2作品、1ヶ月で最大8作品がレンタルできることになっている。
レンタルしたDVDは郵送されてくるので、見終わったら再度郵送で送り返すだけで、手間いらず。
問題は、この往復がどれだけの日数でできるのかだ。最大4往復できれば上限の8作品までレンタルできるわけだけど、それには1回のレンタルが最短7日で完了しなければならない。
果たして、その使い勝手はいかに。
以下、2回目のレンタル作品が届くまでの経過を時系列に挙げてみる。

 4/29昼 DMMのサイトでレンタルしたい作品を登録
 4/30  DMM(東京)から最初の2作品が発送される
 5/1   自宅(大阪)に無事到着
 5/1夜  時間の穴に入って時間を気にすることなく鑑賞後、速攻で返送。
 5/5夕  次の2作品が東京から発送
 5/6朝  自宅にDVD到着

DMMの場合、こちらの返送が確認されてから次作品の発送準備にかかる手順になっているので、返送にかかる時間と返却確認にかかる時間、そして発送準備の時間が最大の肝になる。
今回の経過は推測するに、

 5/1夜  返送のため投函
 5/2朝  大阪で回収されて東京へ移送
 5/2晩  東京に到着
 5/3朝  DMMへ配送、でも日曜だから返却確認はされない
 5/4   返却確認
 5/5夕  次作品の発送

てな、感じなのだろう。
日曜を挟まなければもう1日早く来ていたのかもしれない。

まだ1ターンしか体験していないけど、最大8枚というのはなんとか可能なのかもしれないと思える。
現実的なシナリオとしては金曜日の晩に受け取って土日にゆっくりと楽しんで、月曜の朝一番で返却ということになるんだろう。ただ、きっとそういうパターンの人は多いはず。となると貸し出しには少々手間取ることになるのだろうけど、それが2〜3日で済めば月に4往復は可能なところとみた。
月額が¥1680だから、1枚あたり約¥200。
手間を考えると微妙なところかな。高くはないけど、安くもない。ホントに微妙。

ま、果たして月に8作品もレンタルしたい作品があるのか(今回はお試しのために頭をひねって10作品ほど登録したみたけど)という点が最大の問題点ではあるので、結局無料期間中にやめちゃうことになりそうな気はするけど、見たいものをためておいて一気に解消する月を決めて利用すればそれなりに使えるサービスなのかもしれない。
レンタル屋に行くのも結構面倒だし。
ちなみに、口コミサイトによるとDMMでは新作の貸し出しが壊滅的に遅いようなので、少し古めの作品を狙うと効率よく回せそうだ。こんな仕組みのサービスで新作がさくさく借りれると考える方がおめでたいとは思うので、その点はサービスの特性を考えて使うべきなんだろうな。
というか、もう新作なんて知らないから、結果的には旧作を選んじゃうだろうし。

と、ここまできてTSUTAYAのサイトを覗いたらTSUTAYAでも無料キャンペーンをやっているじゃないか。
どこもかしこも考えることは同じか。
DMMをやめたら次はTSUTAYAを使ってみるかな。

やっぱ燃えない

竜馬が出てくるということで今週まで頑張ってみて来たけど、だめだ。
どうしようもなく、つまらない。
これはもう大河でも時代劇でもなんでもないじゃあないか。
見ていてストレスしか溜まらない。

今までどれだけ世間的に評判が悪くても切ることがなかったけど、今回だけはだめだ。
もうどこをとっても見るべきところがなくて。。。

来年は幸村をやるようなのでそちらに期待をするとして、今年の日曜20時はおとなしく風呂でも入っていることにしよう。
あー、ホントこれが有料放送だなんてね。

寒いの?

夜になると、ニット帽にダウンを着込んだ黒人が自転車でうろうろしている。
やっぱり、奴らにしてみればまだまだ寒いんだろうか。。。

ま、薄着で闇夜に溶け込まれるよりかはいいんだけど。