あの花

攻殻のタチコマENDと匹敵する涙腺破壊作品であることから、開封を厳に禁じていた「あの花」。
ついに。
ついに、ついに。
その封印を解く日がきてしまった。
ま、ずっと前に買っていたわけだし。
いつまでも未開封のままというわけにもいかんし。
たまたま掃除をしていて見つけた訳でもあるし。。。

この機会を逃すと次はまた年単位で巡ってこないことは明白なので、よしっ!と意を決して土曜日の昼から、見始めたわけだけど。。。丸一日経過した日曜の昼下がり、精も根も尽き果てて思わず横になってしまった。
あー、もー、目が痛い。鼻が痛い。頭が重い。
ストレス発散を通り越して、逆に疲労感が半端ないわ。
コメンタリーや付録までがっつり楽しんだせいでもあるのだけど、やはり本編の衝撃に大いにやられてしまっている。
まだまだこの作品はある意味トラウマであり続けていることが再認識された。

圧巻は最終話のBパートなのだけど、見返してみると意外にそれ以外のところでもボロボロと涙腺破壊の波状攻撃を受けていて、3話ぐらいから早くも籠城戦になっていた。
何がまたこんなに堪えるのかと不思議にすら思うのだけど、それがイマイチよくわからないのがこの作品の怖いところ。
気がついた時には既に涙腺が大破していて、事前の索敵ができない。

この休みのうちに劇場版まで観ようかと思ったのだけど、、、無理だったなぁ。
来週、頑張ってみるか。

SHIROBAKO

よかった。
本当に、この作品は、よかった。
もう満足感が尋常でない。ただ”面白かった”で終わる作品は数あるけれども、”出会えてありがとう”とまで思える作品はそう多くない。その数少ないうちの一つがこの作品だ。
あー、もー、この感動の後では何を言っても蛇足だわ。

この半年間、この作品にどれだけ背中を支えてもらったことか。どれだけ元気を分け与えてもらったことか。
この作品に出会えなかったら、ホントにどうなっていた分かったものじゃない。
それは偶然ではあるのだろうけど、この作品の開始とともに仕事で今までに経験のない苦しみを味わうことになって、何度も何度も心が壊れるような思いをした。
その時に横で伴走してくれたのがこの作品で、週に一度この作品があるからこそ、この辛い半年を乗り越えられたと本気で思っている。
だからこそ、この作品にはどれだけ感謝してもし足りない。
”感動をありがとう”ではなく”一緒に苦しんでくれて、ありがとう”である。
ゴールのテープを切った後もなお手を引いてくれているように感じられる。

作品そのものに関しては色んな感想や分析あるいは批判が巷にあるので、ここでの言及はしないけれども、単にアニメ業界という枠にとどまらず、誰もが従事する「仕事」というもの自体を見つめるとても良い作品だと思う。
きっと、社会に出て仕事の厳しさを味わった人間にはドンと響くものが多々あるんじゃないだろうか。
きっと、この先苦しいことがあった時にはこの作品を何度ともなく見返すことになるだろう。

徹頭徹尾、名作です。
P.A.WORKSさん、ホントに良い作品をありがとう。
これからも、応援しますよ。