大祚榮

ツール・ド・スイスが始まるまでに時間があったので他の番組を見ようとしたら、たまたま韓国の時代劇である「大祚榮」という作品を目にした。
中国にせよ韓国にせよ異国の時代劇というのはなかなかに興味深いもので、お国事情というのがよく見てとれることがある。
なんとなく時代背景的にも分かることが多いので少し見てみることにした。

まずびっくりしたのが、話の舞台である渤海国が韓国の自国としての時代劇になっているということ。
うーん、今の韓国の人々とは民族的にも違うし、地理的にも中国やロシアの支配下にあったことの方が多いのに、それを己が国の時代劇にくみいれてしまうとは。。。
地理的には現在の北朝鮮を含んでいるので彼の国が作るのであればまだしも、今の韓国にとっては少し縁遠いネタだ。
それを堂々と自国の歴史としてドラマ化するというのが、なんだかもう。

あと時代考証もなぁ。
特に着ている服がやたらと派手で統一感がないし、戦闘シーンも体術中心の白兵戦が多い。
うーん、これは平清盛の時と同じで「TVなんだから史実にこだわってあんまりみすぼらしもの見せるなよ」ということなのかなぁ。そうすると、それはもう立派なプロパ。。。げふん、げふん。

日本でも最近の大河は酷いことが結構多いけど、これに比べるとまだまだ律儀に作っていると感じてしまう。
やはり、残存する文字史料の差が決定的なんだろうなあ。
「大祚榮」を見ていると、花の慶次をそのまま映像化してしまいましたというぐらいの違和感がある。
何もかもがフィクション感に包まれてしまっている。

どうにも歴史に対する認識というのはお国によって随分と異なるもんだと、こういうことを通しても察することができる。
そういう意味では、ちょくちょくこの手のものを見てみるのもいいのかもしれない。
歴史認識って結局は、立場を抜きにしてまずは事実を受け止めることなんだよな。
それだけに誰にしも難しいことなのかもしれない。

どぶろくパワー

土曜日の夜。
リビングの片隅に存在する本の山の上に書類袋が無造作に置かれているのに気がついた。
ああ、そうか火曜日に健康診断があるんだったけ。忘れるところだったな。

ん?

健康診断?!

あー!
検便があるんだった。

どうしよう、もうあまり時間がない。。。

ということで、おもむろに冷蔵庫の中からどぶろくを引っぱりだして、大きめのマグカップにドボドボと注いでから、同じく冷蔵庫に眠るおにぎりをいくつか取り出して解凍。
むしゃむしゃとおにぎりを食べながら、ごくごくとどぶろくを頂くこと2時間。
なんとか、その日のお勤めを果たす事ができました。。。いやぁ、あぶねー。
去年は予め段取りをして過ごしたけど、今年はすっかりと失念していたもんだから全く段取りが出来ていなかった。
知らずに寝ていたらエライことになっていた。

しかし、相変わらずの酵母パワーには畏れ入る。
特にどぶろくの効果はハンパない。
下手に下剤のむよりも効率的。

今年は一体どういう検診結果が出るだろうか。
去年は医者に行けと言われたものの、そのまま放置してしまっているからちと悪くなっているかもしれない。
微妙に悪い、というのが一番厄介だからなぁ。

当世新人気質

今の若い人って、本当にスマホ好きなのね。
うちの会社ではみんな自分の席で昼食をとるのだけど、殆どの人はブラウザを立ち上げて”ネットサーフィン”に興じている中、新人君達は例外的にみな頭を垂れて黙々と食事をしている。
ふとその視線の先を見てみると、机の上に置いたスマホを注視していて、パソコンのディスプレイはスイッチすら入っていない。

このことで後輩に意見を求めてみると「きっと、LINEかゲームをやっているんですよ」と教えてもらった。
なるほど、確かにそれだとスマホに首ったけになるわな。

基本的に休憩時間に何をしようと個人の好きに任せるべきことなのだけど、それでも「?」とは思ってしまう。
せっかくに会社が好きにしていいと言っているのだから、興味のあることを調べるなり、業界の動向をニュース系サイトで追ってみるなりすればいいのにと思ってしまう。
こういうとことで意外と大きな差が出来ると思うのだけどなぁ。
仕事を通して直接的に得られる知識なんて多寡が知れていて、その知識をもとに興味を持って追ってみた追加の知識のほどがうんと大きく重要なことの方が多い。

なんて、ことを思うにつれて、ああ年をとったな、と思う今日この頃。

Swift

一部の人達の間で話題の新しい言語”Swift”。
ざっとその仕様を見てみたけど、確かにこれは面白そうだ。
後発の言語だけあって、色んな言語の美味しいところ取りをしていて、所謂中二的な”万能感”を感じさせてくれる。
言語は所詮言語であるのはいつの時代でも変わらない事実だけど、でもこのワクワク感って結構大事。
やっぱり、みんなが使おうという気にならなければ言語として成長のチャンスが与えられないもの。
そう意味では、このSwiftは久しぶりに食指が動く色気があり、個人的には本妻と決めているPerlを差しおいて浮気をしてみようかという気になった。

残念ながら開発環境としての正式サポートがされていないので、今は技術系のブログや情報サイトで仕様の説明が熱くされているだけだけど、Swift単体でOSX用のアプリが作れるのであれば是非ともやってみたいところではある。
Camelは露に消え、Objective-Cはどうにも覚える気になれず、Pythonも趣味に合わない、という状況の中でようやくにアプリを作るに足る言語が出てきてくれたことは大きな喜びだ。
別にスマホアプリなんぞには興味はないけれども、個人的なOSX環境での欲しいアプリはいくつかあるので早く作ってみたいものだ。

どうか、この期待が夢で終わりませんように。

イワンの馬鹿

とあるロシア人が口にしたウォッカに関する箴言。

 
 ロシア人には一杯は少な過ぎる。
 
 ロシア人には二杯は多過ぎる。
 
 だから。
 
 
 ロシア人には三杯なんだ。
 
 
 日本人には分からないだろ(笑)

 
 
 

分かるかよっ!

何が「だから」なんだよ。。。

 
 
 
と、思いっきり突っ込まざるを得なかったのだけど、まぁ、なんとなく納得できる気もするから不思議。
これがロシアクォリティか。
とにかくウォッカをストレートでがぶがぶ呑み過ぎなんだよ、あの人達は。

冷酷な政治をするくせにどうにも民族的には嫌いになれないのはこういうイワン達が多いからなのかもしれないなぁ。

世界のお酒

たまたま放送していたドキュメンタリーで「世界のお酒」というのをみた。
ペルーのピスコ、ロシアのウォッカ、韓国のマッコリの生産や販売に関わる人達を取材したもので、お酒そのものというよりも現場の人達に焦点があてられている。
これは世界共通のことなのだろうけど、酒に関係する人達は皆本当にいい笑顔をしている。
自分たちのお酒に高い誇りを持ち、厳しくも忙しい毎日を楽しく過ごしている様子がよく伝わってくる。

こういうのを見ると、やっぱり国とか文化、思想、宗教などで色分けをして、十把一絡げに憎むなんてことはとても出来ないなぁと心底思ってしまう。
陽気にピスコの素晴らしさを語る農園のおじさん、甲斐甲斐しくマッコリを運ぶ酒場のおばさん、静かにウォッカを見つめる醸造メーカーの社長さん。彼らを敵だのなんだのといって憎むことなんて想像もつかない。
理由をつければ憎むことは出来るのかもしれないけど、逆にわざわざ憎む理由を設ける必要がどこにあるのかと思ってしまう。
ピスコ、ウォッカ、マッコリ片手に語らい合えば、多少のわだかまりなんかは乗り越えられるのではないかと。。。
まぁ、そんなことは実際には幻想なんだろうけど、それでもそう信じたくなるほどに盃を通して通い合う気持ちをそこに見た感じがする。
それはアルコールの力で酩酊して全てをうっちゃっているわけではなく、己が酒の誇りを介して冷静な頭脳で行う語り合いなんだと思う。

本当の誇りを知る人は、他者の誇りも理解できる。
つまりは、他人の誇りを踏みにじる者は己の誇りも持たない者と言える。
どうか、この国にももっと多くの人が誇りを感じて欲しいなぁと思わずにはいられなかった。

鎮痛剤

帯状疱疹って痛いのよねー。
衣擦れをするだけで驚くほどに痛みが走る。
なので鎮痛剤も処方されているのだけど、この薬がびっくりするほどによく効く。

あまり鎮痛剤を常用したくはないので朝に飲んだ切りで昼には飲まなかったのだけど、そうすると昼下がりから痛みがまたぶり返してきて、歩くのさえ辛いことになってしまった。
そこで観念して鎮痛剤を服用したのだけど、ものの十数分でけろりと痛みを感じなくなるのだから、びっくりするしかない。
ここまで劇的に感覚が変化するとちょっとした恐怖さえ覚えてしまう。

あれこれと朝起きてからのことを考えると大体6時間ほどで鎮痛剤の効き目は切れてしまうので、この6時間を鎮痛剤を飲む周期とするしかない。
昔から風邪薬は飲んでもバファリン等の痛み止めは飲まないようにしてきたのだけど、今回ばっかりは仕事に差し障りがあるので飲んではいるのだけど、こんなに効き目があるとやっぱり怖いなぁ。

おかげで始終体内には鎮痛成分が残留しているので、アルコールを摂れなくなってしまった。
あー、早く治らんかなぁ。
せっかく白ワインを買って来たところだったのに。。。

帯状疱疹

月曜日の晩に発覚した謎の発疹。
ようやくに病院に行く機会が作れて診てもらったところ、見事「帯状疱疹」というご立派な病名を頂きました。
いやー、ダニでなくてよかった。
ダニだと果てしない浄化作戦を夏の間強いられるところだっただけに一安心。

「こんなのよくある病気ですよ」と事なげに言われたものの、帯状疱疹なんてものにかかったのは初めてのことだからどう受け止めていいのか分からない。
ま、半月程度はこの痛みと痒みと付き合うことになるのかと思うと、ちょっとげんなりする。

原因はストレスだとか。
免疫力の低下が一番の原因なのだけど、年代的にその免疫力の低下を引き落としているのはきっとストレスだろう、というのが先生の見立て。
正解。
もう最近は大変だもの。
しかし、これでストレスで体調を崩すほどに繊細な人間であることは立証できたので、もっけの幸いだ。
これで、この半年間は「俺は繊細なんだ、なぜなら。。。」と声高に叫ぶことが出来る。
なんせ、何があっても涼しい顔をしている太い奴と思われているのだから、その誤ったイメージを払拭するには絶好のチャンス。
ふふふ。。。

通風じゃないけど、動く事で発疹に服がすれるだけで結構な痛みを感じてしまう。
おかげで動くのが辛くてしょうがない。
あまり頼りたくはないのだけど、処方してもらった鎮痛剤がないとちょっと日常生活は厳しい。
「これからもっと痛くなるかもしれないよ」
なんて恐ろしい予言も頂いてしまったので、、、くわばら、くわばら。

しかし、生きていると色々と思いもしないことが起こるもんだ。
かつては、同じストレスで口が開かなくなるなんてこともあったけど、今度は発疹が出来るんだもんな。
ま、何事も経験としてとらえて、どこか楽しめるところをみつけるしかないな。

縁起

今宵の晩餐。
白身の魚をお箸で割いていたところ。。。

ぼきっ。

と、先から3分の1ほどのところで箸が折れた。

「え、縁起、悪ぅ〜っっっ!」

と思わず恐れおののいてしまう哀しい昭和世代。
大して力も入れていないのに、箸なんか折れるものなんかいな。
とにかく験の悪さを感じてしょうがない。

食後、膨れたお腹をさすりながら、ふと右の胸の下から脇の下にかけてを撫でてみた。
この辺りが今朝から妙に痛いのだ。
なんというか筋肉痛とも打ち身ともつかない妙な鈍い痛さ。
押してみたところで痛さはないのだけど、軽く触れる方が痛みを感じてしまう。

うーん、と不思議に思って腹を脱いで確認してびっくり。
痛みを感じる部分に赤い斑点がいっぱい。。。
これって、、、ダニの噛み跡?それとも汗疹?まさかにヘルペス?
はぁ、とため息ついて服を着る。

やっぱり、縁起が悪いよなぁ。