踊れなかった大捜査線

おそらく今年最後となる映画鑑賞としてTV放送されていた「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」を見たものではあるが。

なんだか、ものすごい消化不良感を覚えて実に気分がすぐれない。

“Don’t think, Feel!”

ということなのか、とにかく色んな面子が出てきてそれだけで楽しいじゃないかと言わんばかりの展開で、個人的にはスリーアミーゴズの記者会見シーンが頂点だったように思えてしまう。
なんだろうな、ちょっと難しい単語の多い洋書を読んだ時に似た不明瞭感があって、なんだか非常にもどかしい。
いってみればカタルシスを全く感じられなかった。
とても大ヒットしたのだけど1期は見てなかったドラマを2期から見始めたのだけど、案の定、微妙に分からない内輪ネタがあってそういう所で却って冷めた、とも。

思えば今年の映画鑑賞始めが「アマルフィ」であったことを思い返すと、運命的なものを感じてならない。
まさに”おだるふぃ”マジック。
気がつけば呆気にとられるままにスタッフロールを眺めている自分を発見する。

あー。
今年も残りあと僅かだというのに、このモヤモヤとした気持ちは一体どうすれば。。。
とりあえず、寝落ちするまでコミックでも読むとするか。

はぁ。

Silence of Love

いやー、分かっちゃぁいるけどぐっと涙腺に来るな。

■Silence of Love

ここで引き合いに出しては可哀想なんだろうけど、ふと妹を思い出してしまった。
蛇蝎のごとくオヤジを嫌う妹と、それでもへこたれずに愛想を向けるオヤジ。
そして、日頃から当たり前のように顔を合わせているもんだから伝わらない愛情というのがあるのかなぁ、なんてことを遠くから無責任に他人事視する極楽鳥一匹。

ま、事情はなんであれ、愛されている事実だけは、人は忘れていはいかんですな。

年の瀬

気がつくと今年もあと1日。
早いなぁ。なんか年末の実感が全くない。

裏の家で子供達がテンションマックスで騒いでいるが、どうにもテンション上がり過ぎたみたいで、さっきからげーげーとえずいている声が聞こえる。
何もそんなに体張ってまで騒がんでも。
子供っていいよなー。

今年は実に微妙な年だった。
辛いことも多い反面、得たもののもそこそこにあり、プラスマイナスでどうにかマイナスにならない程度には感じているけれども、それでも辛さの印象の方が大きい。

自分をとりまく周囲の状況があれこれと変わっているからなんだろうけれども、それ以上に自分自身が上手く対応できていない感じがして、実に残念な空回り感がずっとしている。
なんとかしなければいけないのだけど、そのモチベーションにも乏しく、さらにはどこからどう手をつけていいものか。
反省ともつかない弱気な考えしか出て来ない。

とはいえ、今年はあと1日で終わる。
絶好の禊の機会が巡ってくるわけで、気持ちを切替えて、どうにか土俵際で残れるような自分になれるように暗示をかけて新しい一年を迎えられるようにしたいと思う。

ま、五体満足に年の瀬を迎えられたことこそ感謝しようじゃないか。

仕事納め

あー。やっと一年が終わった。
暦としてはまだ数日あるけど、仕事納めが済んだとあってはロスタイムみたいなもんだ。
最後の最後まで頭の痛い問題ばかり山積していたけれども、とりあえず正月明けまではそんなことは忘れてゆっくりするべ。

いやー、ほんと、うれしいわ。

着る毛布

イオンで買った「着る毛布」。
これ、すぐれもの。

写真値とは逆に、ちょうどバスローブのように後ろ向きに着て、その上からどてらを羽織り、鎮座ましましてからは下半身は毛布で覆う。
そうすると実に温い。

去年までは上半身はどてら+下半身は毛布だったのだけどこれだと唯一腰の周りがかなり冷えることになってこれが結果的に体を冷やという弱点があった。
しかし、今年導入した「着る毛布」を加えるとこの点が解消される。
裾の長い「着る毛布」をたくして腰の周りに集めるとちょうどいい感じに腰を冷えから守ってくれる。かつ、どてらの下ではインナーとしても機能するので、保温性もばっちり。

これで丸っきり暖房は要らない。。。ということはにはならないけれども、随分と暖房を抑えることができている。
体が冷えている時に少しつけるだけでよくて、体が温もってからは暖房を切って毛布軍団に任せておいても別段に苦にならない。
温かいお茶やコーヒーを用意しておけば、部屋の寒さが逆に涼しげで気持ち良いほど。
費用対効果は抜群ですな。

唯一の難点は静電気の発生が異常に高いこと。
もう常に帯電している感じで、金属部分に触るたびに悲鳴を上げてしまう。
どうにかならんものかのう。。。

粕汁

また数日はお薬を頂く日々になってしまったので休みに入るまでは禁酒。
連休から寒さも一段と増したので、今日は粕汁を作ることにした。

なぜか今年は酒粕がどかどかと手に入るので、料理に使ったり入浴剤にしたりと結構贅沢に楽しんでみたのだけど、やはり冬になれば粕汁はやっておきたい。
ちょうど、鮭と鱈があるので、昆布とアゴの出汁で酒粕を溶いてささっと粕汁の出来上がり。
休み前に鮭醤油も届いていたので隠し味にちょちょいと投入。
実に海鮮風味あふれる粕汁になった。
さすがに春鹿の酒粕だけあって美味い。
お酒が飲めなくてもこの粕汁で満足できちゃうなぁ。

小鍋に多目に作ったのでお酒が飲める頃まではこの粕汁が温めてくれることだろう。

プロ意識

ちょっと長い引用だけども。

■67歳、仮設住宅で孤独死…9カ月の朝

東日本大震災から9カ月の今月11日、津波で妻を亡くし福島第1原発事故で故郷を追われた福島県双葉町の男性(67)が、白河市の仮設住宅で亡くなった。独り暮らしで、冷え込んだ朝に風呂場で心臓発作を起こしたとみられる。命を守ることはできなかったのか。支え合ってきた仲間たちは悔しがる。【袴田貴行】

この日、双葉町民が9月まで避難した猪苗代町のホテル「リステル猪苗代」では、照明で「絆」の文字を浮かび上がらせ、仮設住宅などに移った約130人が再会して一夜を過ごすイベントが計画されていた。

送迎バスが白河市の仮設住宅を出る午後1時。参加するはずの男性が現れない。仲間が部屋を訪ねたが応答がなかった。誰も合鍵を持っておらず、巡回中の警察官が窓を破って中に入ると、浴槽で倒れ、冷たくなっていた。

双葉町で生まれ育った男性は、左官業や農業で生計を立ててきた。3月11日、津波に流され一命を取り留めたが、一緒にいた妻は泥水を大量に飲んで亡くなった。

4月上旬からリステルで避難生活を始めた。家族、自宅、故郷を一度に失い、初めは言葉少なだった。そのうち男性が中学にほとんど通えず字を書くのが苦手だと知った人たちが、災害弔慰金の申請などを手助けするようになった。

避難住民は「お世話になっているお礼に」とホテルの庭や道の草刈りボランティアを始めた。男性はリーダーを任され、炎天下で率先して汗を流した。自治会長を務めた天野正篤さん(73)は「悲しみをのみ込み毎日ボランティアに打ち込む姿に、『自分も頑張らないと』と思った人は多かった」と振り返る。

リステルの避難所は9月末で閉鎖され、男性は11月にホテルで親しくなった人が多い白河市の仮設住宅へ移った。周囲にはよく「春になったら、また草刈りに行かないと」と話していた。

慣れない独居生活を心配し、浅川信(まこと)さん(72)は毎朝7時過ぎに「起きてっかー」と、男性の部屋に声をかけた。だが亡くなった日は返事がなかった。「寝坊しているのかと思ってしまった。すぐに人を呼ぶべきだった。いつか一緒に双葉に帰りたかったのに……」

この仮設を巡回する町社会福祉協議会の相談員は「男性は持病もなく、防ぐのは難しかったかもしれない。でもこれを機に、仮設内の安否確認体制や、合鍵の管理方法を考える必要がある」と話す。

リステルでの再会イベントを楽しみにしていた男性は、亡くなる前夜、仮設住宅の友人にこう話していたという。「ひげ生やしたままだとみんなに笑われっから、明日の朝に風呂さ入ってひげそんだ」

人生の晩期に大切な連れ合いと財産を失い、それでも頑張って生き抜いてきた人に「孤独」という文字をあてるのはどうかと思う。
確かに最期は独りだったのかもしれないけれども、記事を読む限りでは”孤独”ではなかったと思える。

周囲の方々はさぞや残念だったろうし、もしかしたら本人にも悔いはあったかもしれない。
しかし、それでも精一杯毎日を送っていたはずで、そういう人の最期に「孤独」という言葉を持って来たところに寒々さを感じる。
少なくとも言葉を商売道具にしている人間としてはあまりにも感度が鈍過ぎる。
きっと他意はないとは思うのだけど、プロとしてその言い訳が許されるのかどうか。
どこかネタの対象としか見ていないような気がする。

適当な言葉が見つからないのなら自分で言葉を考えて作るべきだ。
それが本当のプロだと思う。
この春の震災は色んな場面を通して「プロ」というものの姿を考えさせてくれた。
自分でも仕事を通してどれだけプロ意識を持てているか考えると自信はない。
それでも。
こんな記事でも他山の石としていかなければいけないし、時には自分に問いかける必要があるだろう。

それが、今を生きる人としての努めだと思えてならない。

追い風を祈る

某作品に出てくる別れ際の言葉。

「追い風を祈るー。」

これ、なんかいい。

殊更な僥倖を願うわけでもなく、ちょっとした幸運を祈る中に相手への信頼が感じられる。

「風さえ捕まえればあとは何とかできるだろう」

どこまでいっても同じ目線で投げかけられる言葉で、言葉をもらった方も肩肘を張らずに次の瞬間へ挑む気持ちになれる。

こういう言葉を紡げる大人になりたいもんだな。

連休終了

あー。休みが終わっちゃった。
3日も休んでおいてから2日半だけ仕事するというのは非常に辛い。
なんてことを話したら「この、ダメ人間」と言われたけれども、でも、仕事をする時はばばーっと馬車馬のように働いて、休む時は冬眠する熊の如くしばらくは何もせずに過ごす方がメリハリがあって、モチベーションを感じるのだけど世間様は違うようで。。。

とりあえず、心の糸が切れないように残り数日を頑張ることにしよう。

あー、でも、やる気でないなー。

ハクレイ酒造 特別純米酒「香田」

一週間ぶりにお酒を口にした。
なんかすんごく久しぶりに飲んだ気がして、少し酔いも早いような。。。
別に一週間程度空けることなんか今までもざらにあったのだけど、やはり飲みたい時に飲めないというのとなんとなく飲まない日が続くのとでは気持ちの余裕に雲泥の差がある。

風邪をこじらせてからお薬を飲む日々が続いていたもんだからアルコールは一切断っていたけど、こう寒い日が続くとつい一杯欲しくなるもの。しかしそこを敢えて我慢すると実に却って恋しくなってしまう。
なんせ、冷蔵庫にはいくらでも飲める酒があるわけで、それを見てなかったものとして無視するのは辛い。
おまけにアテにはもってこいのおかずもよくあるし。。。

ブリの煮付けに、お味噌汁とご飯。
至ってシンプルだからこそ久しぶりのお酒はおいしかった。
お酒は京都は丹後のハクレイ酒造さんの「香田」。

大吟醸で山田錦100%というのは珍しくないけれども単なる純米酒での山田錦100%は却って珍しいかもしれない。
呑み口は無論しっかりとお米の甘味が残っていて飲み応えは十分。
もっぱら冷やで頂いているのだけど、燗したてめくらで「大吟でっせ」と言われたら信じてしまうかもしれないほどのポテンシャルを持っている。
煮付けとの相性は言うまでもなく、アテなしにただ飲むだけでも美味しいお酒とも言える。
ハクレイさんというとどうしても酒呑童子を思い起こしてしまうのだけど、この香田もなかなかに乙なお酒であり、むしろこちらをオススメしたいぐらいかもしれないな。

やはり冬の夜にはお酒がよく似合う。
まだまだ美味しいものが控えていることだし、ちょびちょびと飲み始めていくことにしよう。

#しかし、すっかりとまた弱くなってしまった。